月別アーカイブ: 2018年12月

シンガポールのメイドさん事情

現在、私はメイドさんを雇っています。初代のメイドさんはいろんな経緯があり解雇にいたり現在のメイドさんに至っています。たいていは住み込みです。国によって違いますが、現在の月収相場(フィリピン人のメイドさんの場合)は700SGDぐらい、そこにメイド税がかかってきます。現在の265SGDですが、年々金額が上がっています。シンガポーリアンのシッターを増やしたいというのが背景にあるのでしょうが、日本と同様シンガポーリアンのシッターを依頼するのはかなり高くつきます。数回頼みましたが、頼む期間にあわせて紹介料(うちは半年の予定だったので800SGD相当。下限は200SGDぐらいだったかな)にプラスして時間給(大体20ドルぐらい?)がかかります。

うちの場合、共働きであり仕事の状況によっては子供の送迎に間に合わないこともあるためメイドさんを雇用しました。私の職場はほぼ女性が占めているのですが、小さい子供(未就学~小学校低学年)を複数持っている人はほぼメイドさんを雇うか義理両親がサポートしています。ただ全員がメイドさんに対して肯定的ではありません。以下、実例をあげてみると、

同僚A:インド人のバリキャリ。子供は小学生が1人だが、フィリピン人のメイドを雇用中。特にメイドさんに不満はなし

同僚B:日本人のワーキングママ。シンガポーリアンの旦那さんは激務なためワークライフ中心の働き方。メイドさんを雇っていたが子供二人が小学生になったことをきっかけに思い切って雇うのをやめる。義理の両親がかなりサポートをしている。私にも、『子供が小さいうちは絶対メイドさんいた方がいいよ』と助言してくれた。メイドさんを辞めた理由は1.気を遣う、2.お金がかかる。

同僚C:インドネシアン。他人と暮らすのは性に合わないと下の子供が小学校高学年になった段階でメイドさんを雇うのをやめる。My daughter manages herself without a helper だといっていた。残業はできないため定時になったら帰ることを心掛けている

同僚D:シンガポーリアンのバリキャリ。子供は3人だがすでに下の子が小学校1年生。メイドさんを雇ったことはなく実両親が全面サポート。ただそれでも午後8時には遅くとも帰っている

同僚E:韓国の拠点をシンガポールに寄せるのに伴って旦那さんを残してシンガポールにやってきた。子供は二人いて下の子はまだ小さい(3歳ぐらいかな)。メイドがいないとやっていけないとのこと。メイドさんとどう付き合っていけばいいのか参考になる話をしてくれる。

同僚F;韓国人のママ。子供は3人で下の子供はまだまだ小さい(3歳ぐらい?)日中もメイドさんに面倒を見てもらっている。一度メイドさんにも会ったことがあるがすごく感じの良い人だった。どうやって選んだの?と聞いたら2か月かけてインタビューしたんだとか。

同僚G;シンガポーリアン。子供は1歳の子が一人。夫婦だけで回せるのでメイドさんを今のところ雇うつもりはなし。

同僚E:シンガポーリアン。これから子供が生まれる。旦那さんが他人を家に入れたくないという考え方のためおそらくは実両親に頼って復帰する予定。

とこんな感じです。メイドさんを依頼している人に共通していえるのは(私も含め)、1-2回失敗し、ある程度時間をかけて選んでいる点かなと思います。

私は最初の人を解雇した後、一刻も早く選ぶ必要があっためそれほど時間はかけられませんでしたが、面接では現雇用主にも電話し、働き方や人物についてざっくりとではありますが、確認しました。

メイドさんはすごく助かるんですが、対応を間違えるとトラブルも多いのでやはり理想は住み込みのメイドさんではなく、通いで来てもらうことなのかもしれません。

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イベントの多い12月

写真は部門ヘッドが『日頃の感謝』ということでスタッフに配ったサボテン(?)日当たり大事なため、日にあててます

季節がないからなのかとにかくシンガポーリアンはイベント大好き。保育園でも会社でも11月の終わりから続々とイベントが始まります。まず、11月の終わりにはハワイアンをテーマにした(なぜハワイなのかは不明)Year End Partyが会社で開かれました。日本だとハワイアンテイストの衣装を着てきてね、となってもスルーするのが普通かなと思いますが(少なくとも日本での会社員時代にはどうせ皆なにもしてこないんだからと高をくくってた私…)、シンガポールはみんな真面目に仮装してきます。私もリゾート着を着て参戦しました。

が、そんな私の努力を蹴散らすがごとく、みんなの仮装がすごい。ちなみに今の会社は20代ぐらいの若年層があまりいず、年齢層は40代以上と割と高めです。そう年齢高めなのにみんなの気合がすごい。受付のおばちゃま2人はダイビング用のボディスーツに着替えているし、うちの部門に至ってはなぜか17時ぐらいから皆で化粧をしあうというテンションの高さ。We should do our bestなんだそうです。

老いも若きも皆で楽しんだ数日後には今度はファイナンスの部署だけでドビーゴートにあるゲームセンターにいって脱出ゲームをしてきました。こういったTeam Buildingイベントはシンガポールでは一般的なんだそうです。(本当かな?)時間内に、謎解きをしながら部屋を移動し最後に部屋を脱出するためのキーを見つけ出すというゲームです。こういったことは不得手なのですが、悟られるわけにはいかないので、真剣にかつ楽しんでいるふりをしました…。

その数日後には、今度はクリスマスが近いということで30ドルまでのギフト交換を皆で行いました。私はどこでも使えるNTUCのバウチャーを準備しました。

美しい四季が1年のリズムをつけてくれる日本とは違い、年がら年中同じ気候のシンガポール。自分で積極的に変化をつけにいかないといけないところが疲れますが、やはり3年たつ今でも新鮮です。

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英語は「自然には」身につかない

3年前にシンガポールに来る前までは、英語の環境にいれば自然と英語が身につくと漠然と考えていました。3年たった今「自然」と身につくというのはありえないということがよくわかりました。

TOEICもTOEFLもスピーキングテストの値段が高めなので私はもっぱらレアジョブを利用しています。このレアジョブのスピーキングテストは入会すると2,980円(税抜き)で受験することができます。2018年2月に受験した時Level7(最高でLevel10まであります)でした。2018年8月にもう一度受験した時またしてもLevel7. この時、ただ漫然と英語の環境で仕事しているだけでは英語は身につかず別途手当てが必要だと痛感したのです。

シンガポールには数多くのフィリピン人のメイドさんがいます。知り合いに20年近くシンガポールで働いているメイドさんがいますが、あまり英語が上手ではありません。英語圏出身の雇い主を渡り歩いているので、「自然に」英語が身につくなら英語ができるはずなのですが、文法やスペルにかなりミスがあります。最初は何を言っているのかよくわかりませんでした。これは別に彼女に限った話ではありません。英語圏で長く暮らす駐在妻の友達が何人かいますが、英語が話せません。別に本人が生活に支障をきたさないなら英語が話せなくても全然いいと思うのです。だってメイドさんには家事力は必要だけど英語力はそこまで求められないだろうし、後述の駐在妻の友達に至ってはシンガポールには日本人がたくさんいて日本語だけで暮らせる環境が整っているので英語が話せなくても生きていけます。

でも、私はどうか。私はどういうふうになりたいんだろう。私は日本人以外ともコミュニケーションをとりたいし、なにより会社で上のポジションを目指していきたい。今のままの英語力ではかなり相手に配慮を求めてしまうことになるので仕事の忙しさにかまけてさぽっていたけど英語の勉強を再開すべきではないか。

ということで、ひとまずレアジョブのLevel8を目指して独学中です。

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どこまでの英語力が求められるのか

シンガポールにきて3年がたちました。初回で働いた会社は日系の会社でしたのでさほど英語ができなくても困りませんでした。クライアントも上司も日本人だったため、読み書きや簡単な電話応対ができれば十分な環境でした。

大人から英語学習を始めた場合、一番難しいのが会話だと思います。日本語だったら自分の感情を会話にのせることができても英語になるとできない。正しく発音しているつもりなのになかなか聞き取ってもらえない。結局、初回の会社では会話力はさほど伸びずに退職しました。それでも最後の方は同じ子持ちの同僚とランチにいったり毎日スモールトークしたりと渡星した最初の段階よりかはましになったかと思います。この時点ではまさか自分が欧米系の会社で働くとは夢にも思わなかったため、これで十分だと思っていました。

さて出産を経ていざ転職活動となった時、縁あって今の欧米系企業にお話をいただきました。自分の英語力を非常に心配していた私はネットをあさり想定されうる質問問答集を作り頑張って丸暗記し面接に臨みました。1次面接はシンガポーリアンの直属上司、二次面接はシンガポーリアンの統括マネージャーと東欧系の人事マネージャーでした。正直にいうと彼らが言っていることを正確には理解できなかったのですが、なんとかあたりをつけて回答しました。途中で怪訝な表情をされたり、聞き返されたりしましたが、くじけずに「これを聞きたいのかな?」というのをあたりをつけて会話しました。必死に自分を売り込んだわけです。

他の会社も必死に会話し(中にはこの契約書の取引はどのように会計処理すべきかという私の当時の英語力では難しい質問もありましたが、土壇場に追い込まれると人間は強くなるのか単純な英語を駆使してなんとか答えました)、いくつか内定をいただくことができました。

まとめるとジョブインタビューで求められる英語はそれほど高くはないのだと思います。まず相手は採用したいという気持ちで面接するのでこちらの英語力の低さに対しだいぶ寛容であるのと、何を質問されるのかがある程度想定されるので会話を事前に用意しておけることが大きいです。

ただ、会社に入った後はやはり大変ですね。今でも英語を勉強しています・・・。

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子持ち30代の現地採用体験記_その3_面接から内定へ

その2からの続きです。

面接の内容はどこも似たりよったりで、以下のような会話の流れと質問でした。

*自己紹介(日本での経験を厚めに話す)
*SAPやオラクル等のERPシステムの経験(これは私はなかったのですが、あればプラスという程度でなくても問題はありませんでした)
*なぜ日本からシンガポールに来たのか
*なぜ退職したのか

一般に転職に対しては理解のあるシンガポールですが、「なぜ会社をやめるのか」は必ず聞かれると思います。入社した後、前任の方にどういう人を落としたのか聞くと、転職理由が分かりづらい人、例えば、明らかにいいポストと給与なのに転職したいという人、
面接者からみてキャリアダウンになる人は採用しなかったということでした。一般事業会社の経理部で働いてみたいという私の転職理由は合理的と映ったようです。

*子供の世話はどうするのか、残業はできるのか

私の答えはあまり遅くまではできないけれど、メイドさんを雇っているからある程度の残業は対応できるというもの。

私の今いる部署はほとんどが女性で子持ちが半数以上います。部門トップも女性でお子さんが二人いらっしゃいます。日本とは最も違う点が子持ち女性だからといってキャリア形成を遠慮する人はほぼいないということです。日本だと子供が小さい場合、時短及び出張なしを選択する人がほとんどだと思いますが、シンガポールでは子供がいてもいなくても仕事をフルで行います。これは子持ち女性への配慮という極めてあいまいな「思いやり」からではなく、メイドさんを雇いやすかったり、両親と同居することで税制優遇措置など具体的な政策があるということです。

もちろんメイドさんを雇わない人もいますが、実/ 義理の両親と同居・近居をしてたり子供が1人だけだったりします。

ただサポートが手厚いといっても従業員への負荷が少ない会社を選ぶのは非常に大事だと思います。特にシンガポールではメイドさん等に子育てを任せ(子供のおむつを替えたことがない、一緒に夜寝ない等。週末だけ一緒に過ごすという人もいます)、キャリアアップを目指す人もかなりいます。メイドを雇っているのになぜ残業・出張できないの?となる会社はやはり避けた方が賢明ですし、面接でさりげなく聞くのは大事だと思います。

私が受けた会社は基本的には〇時ぐらいまで残業する時があるけど大丈夫?出張があるけど大丈夫?と確認がありました。

一般的に多国籍企業の採用では、最終プロセスにおいて、最終面接と同時並行でReference check及び推薦書(1名から2名)を提出することになります。Reference Check とは前職に電話もしくはメールにて採用予定者について確認することをいいます。正直、妊娠を理由として辞めた会社からどのように言われるか心配でしたが(感じよく辞めたつもりですが、相手がどう思っているのかはわからないので)、エージェントから問題なかったと言ってもらえました。

あっという間に決まった転職活動ですが、やはりドキドキしますし、Offer Letterをもらった時はとてもほっとしました。

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