子育て

バイリンガル教育~基軸言語は英語なのか日本語なのか

先日、ある日本語教室説明会に出たのですが、その時に感じたことを文章にまとめてみようと思います。

私が出席したのはインター校やローカル校に通うお子さん向けの日本語教室の説明会でした。説明会の中で先生がどの程度日本語を使えるようになってほしいのかご家庭でよく考えてほしいと話されていました。基軸言語が英語なのであればそれほど日本語をやる必要はないかもしれないと話されていました。

我が家の場合、夫婦ともに第1言語は日本語なので子供たちには日本語を母語として学んでほしいのですが、「英語も日本語並みに習得してほしい」という思いがあります。

第1の理由は

日本以外で働く場合、英語ができないとどうしようもない

今まさに夫婦そろって英語に苦戦しています。以前のエントリーでも書きましたが、転職の際にエージェントから「キトリ、英語がたどたどしいとアメリカではこの人は教育を受けたことがないと思われるよ」と忠告されたことがあります。その頃、日系の会社しか知らなかった私はどこ吹く風という感じで聞き流していましたが(「ここシンガポールだし」と思っていました)、この言葉は正しいですね。今はオンラインで全世界と会話する時代。本社は欧米にあるのですが、彼らと話す時に自分の英語力のなさをかなり思い知ります…。

第2の理由は

日本語が強みとなる時代の終焉

これは日系企業の競争力が失われるということでは全くありません。多国籍企業は言語から生じるオペレーションの困難さを標準化しようとしているという話です。例えば今、私の仕事は日本の法令をカバーすることも含まれています。一方で日本のTax Agent / Payroll Agent も使っているので最悪私がいなくても日本の法令の変化(例えば今年は消費税率がアップしますが、それもエージェントを通して情報は入手可能です)には対応できます。実際私も業務をしてて日本語の能力を問われているとは思わないのです。私の仕事のメインはシンガポール拠点の財務管理なので日本語は関係ないのです。会社のスタンスとしては日本語をできる人間がいると便利だけど、いなくても業務が回るようにしておこうということなのだと思います。

この標準化できた部分が今はシンガポール外に押し出される時代です。特にGoogle翻訳の目覚ましい発展でかなりの精度であらゆる言語から英語の翻訳が可能になっています。いったん計算ロジックをエクセル等に落とし込んでしまえば、計算の標準化が容易にできます。仕事がシンガポールからより労働力の安いマレーシアと中国大連にそれぞれアウトソースとなり職を失った知り合いもいます。

以上の理由から、子供たちには英語も日本語も同等にできるようになってほしい相当強く望んでいます。が、お金も時間もかかるバイリンガル教育。私たちもどっぷりと日本の環境にいたせいもありまだまだ試行錯誤はつづきそうです。

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カテゴリー:子育て

2件の返信 »

  1. せっかくシンガポールに住んでいるんですから、バイリンガルと言わず、中国語も習得して、トリリンガルを目指すのはどうですか?中国語の文法は英語と似てますし、子供から始めればあの難しい4声もマスターできるはず(*^^)v

    自分の経験を言わせてもらえれば、下手に小学校から英会話スクールに通っていたため、英語=勉強しなくてもできる。という図式がついてしまい、高校に入って急激に難しくなった文法についていけず、つらい思いをしました。
    ちなみに英語に通っていたのは小学校だけです。

    大人になってから英語の勉強をして思ったのは、おしゃべりな性格がよかったのか、会話は上達しますが、やはり文法が抜けているため、ビジネスの場では弱い傾向にありました。
    会話に文法は必要ないという人もいますが、それは間違いではないですが、間違いでもあります。文法を習得していなければ、いつまでたっても幼稚な文章しか言えません。

    しかし、バイリンガル教育は注意しなくてはいけない面もあります。
    というのは、母国語がしっかりしていないうちに、多言語を始めると、どちらの言語も中途半端になるということです。
    もし、ベースを英語でと考えるのであれば、片言で日本語を話すぐらいでも問題ないでしょう。
    ただ、日本語をベースでと考えるのであれば、第2言語としての英語習得がいいかと思います。上智大学の教授も早すぎる英語教育はよくない。10歳くらいからでいい、と言ってました。
    私の妹も英語コンプレックスがあり、息子に1~2歳から高額な英語教育をさせようとしてましたので止めました。甥っ子は、小学校3年生から英語をはじめ、今4年生ですが、日常会話なら話せるので、たいしたものです。
    ただ、これはあくまで日本で生活してる人の場合です。

    英会話は環境が上達させます。現地校に行かれるのか、日本人学校に行かれるので違うと思いますが、せっかくだったら、話せるようになってほしいですよね。
    私の知人が某教育大学の付属小学校の教員をしてましたが、現地校に行ってる人は帰国してから苦労してるそうです。また、日本人学校に行ってても、現地校でも、週末に日本語補習校に行ってるから大変と言ってました。
    いつかは語学を習得しなければいけないのであれば、早いうちに苦労していた方がいいのかもしれません。
    長々とすいませんでした(>_<)

    • 本当にせっかくシンガポールにいるので話せるようになってほしいです(^^)親も本人も大変ですが、おっしゃる通り早いうちに苦労した方がいいんだと思います。